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中国留学記2(留学準備編)

中国への留学が決まってから、留学までには約11か月あった。その間に勉強したテキストは、会社から用意してもらった授業の会話用テキスト(名前は忘れたが、薄いが広く浅く全体が勉強できる教材だった)、NHKラジオのテキスト1年分(なお、今は中国語ラジオ講座は2講座あるが、私が勉強していた時は1講座しかなかった)、「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」である。

 

文法も何もわからないので、まずはとにかく早く一周してしまわなければと思い、授業テキストは授業が始まり次第、できるだけ早くテキストを最後まで予習をしてしまい、授業では答え合わせと同時にわからないところなどを質問するようにした。ただし、振り返ってみると、この段階では立派な質問にはできなかった。ただ、少しでも理解を深めてから中国に来るようにしたいと思っていたので、恥ずかしがらずに質問したのはよかったのではないかと思う。

 

NHKラジオのテキストも1年分早く勉強してしまい、一応理解できるようになったテキストの各スクリプトを市販のCDを使ってシャドーイングを10回ほど繰り返した。スクリプトには、各課で学習した重要文法や語法が説明されているので、その重要事項を含むスクリプト上の文章にラインマーカーを引いて、シャドーイングを行いながらその重要事項を含む文章を読んだときは瞬時に重要文法事項を自分で説明できるようになることを目標にした。

 

「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」も初心者には非常に難しいテキストだが、とりあえず中の説明を全部読み問題を解いた。各講の説明部分については、説明の定義(例。〇〇とは、~~のことである。)の部分には、「〇〇」のところは、四角で囲み、「とは~~のことである」という部分には下線を引いた。また、各例文の前に説明部分のエッセンスにも下線を引いた。そして、そのエッセンスの例として書かれている例文中の重要エッセンスの部分のみにラインマーカーを引いた。このようにしておけば、次からはその重要事項だけを読んでいけば、エッセンスがつかめると思ったからだ。このラインマーカーや下線の弾き方は最初の一回読んだだけではすぐにできないと思ったので、最初の1,2回読んだときは、鉛筆で薄めに線を引き、3回目ではじめて赤ボールペンやラインマーカーで線を引いた。また、各講ごとについている問題は、1度しか解かなかったが、わからないところは会社の授業の時に先生に質問した。

 

ここまで見ると、結構勉強しているように見えるが、中国語で勉強するうえで最重要だと言われるピンインや声調の勉強も一応したが、あまり一生懸命しなかった。

 

ピンインや声調が非常に重要であることはその通りだと思うが、あまりピンインや声調が重要だからと言って、なかなか文法や課文の勉強に移らないのは、自分は反対である。このあたりの私の考え方はまた別で出す予定である。